サイボーグ009が大好きなのでお話させてください。
こんにちはさくです。
突然ですが私はサイボーグ009が好きです。
好きと言ってもアニメの平成版を見て今コミックを集めている途中なのでファンの方からしたらにわかかもしれないですが…。
アニメの昭和版もいつか見たいです。
ちなみに数年前に公開されたRE:サイボーグは見ていません。
後ほど好きなキャラクターの項で解説しますがジェットというキャラクターの鼻と髪がそぎ落とされたショックからまだ立ち直っていないので…笑
目次
サイボーグ009とは
石ノ森章太郎作のその名の通りサイボーグ(改造人間)を題材にした漫画・アニメです。
主人公である009(島村ジョー)を中心に、9人のサイボーグ戦士たちがブラックゴーストをはじめとしたさまざまな敵と戦いながら、サイボーグと人間の狭間で揺れる葛藤が描かれたお話です。
9人のサイボーグ戦士達はみんな脳や体を戦闘用に改造されています。
ちゃんとこの作品をを見るまではサイボーグになったのは自ら志願してか、もしくはもともと改造人間として作られていたんだと思っていたんですが
実は普通の人間が強制的に拉致されて改造されたと知って驚きました。
最初に見たのは小学生くらいの時だったのですが、大人になって見返してみると結構ブラックなところが多い作品でした。
好きなキャラトップ3&その他簡単なキャラ説明
キャラ設定やエピソードが原作とアニメとで大きく違っているのでそれがごちゃ混ぜになっているかもしれませんがご容赦ください。
1位 002 ジェット・リンク
能力:飛行、加速装置
クールさと情熱を併せ持ち、行動力に長け、仲間を大事にする。不良時代の攻撃性は影を潜め、原作では気さくで協力的で案外と穏やかな性格にも描かれている。気障な所もあり、また時や場合もしくは相手に応じて言葉遣いを変える柔軟性や、謎や物事に対する洞察力や分析力の良さなどもしばしば見受けられる。昭和TVカラー版アニメでは頼れる兄貴といった感じであったが、平成TV版アニメでは設定年齢が若くなったこともあってか直情的で攻撃的、不器用でやや短絡的なところのあるキャラクターとして描かれた。
004と殴り合いの喧嘩をしたかと思えば、窮地に陥った009を死ぬ覚悟で助けに行ったりする熱い男です。
三白眼気味のたれ目がとてもかっこいい。
のちの映画ではこの特徴的な鼻と髪がそぎ落とされてだいぶショックを受けました…。
一応白人の鼻の高さを大げさにデフォルメしたものということで差別的と取られて変更も仕方なかったのかな…と思います。
2位 003 フランソワーズ・アルヌール
能力:聴覚、遠視力
心優しく争いを嫌う性格ゆえに、平和を乱す者と戦わねばならないことに苦しむ。自分が普通の人間ではないことや、その能力により彼女にとって見聞きしたくないような出来事までも感知せざるを得ないことなどに苦しむ描写が目立つ。しかし、戦士としてのプライドも見られ、女性であることを理由に作戦から外されることを嫌う。子供好きで、事件を通じて知り合った少年少女の面倒を見ることも多い。
サイボーグ戦士達の紅一点です。
非常に索敵能力に優れている彼女は良くも悪くも心優しいのでその索敵能力のせいで自分の知りたくないことまで感知して心を痛めているのが切ない。
別の能力だったらまた違ったのかなと思います。
009(島村ジョー)との関係がとてもかわいいです。幸せになってほしい…。
平成版アニメではゆきのさつきさんという方が声優をされていました(犬夜叉のかごめや銀魂のお妙さんの方)。
可憐な中にも意志の強さや気丈さが垣間見えて今思うとすごく適役だったなと思いました。
3位 004 アルベルト・ハインリヒ
能力:全身が武器に改造されている。
無的でニヒルな皮肉屋。時にタカ派的な言動をとりがちだが、本質的には非常に優しい性格で、一度信頼した相手には助力を惜しまない部分もある。メンバーの中で最も改造箇所が多いため、肉体に対する思いも殊の外深く、己の体を含めコンピュータ制御など機械仕掛けのものを忌み嫌う傾向がある。その一方で、自身の機械の体に対し愛着があるとも告白、「肉体は精神の入れ物に過ぎない」との発言もあり、自分がサイボーグであることに関しアンビバレンスな感情を抱いていることも自覚している。リーダーである009=ジョーの精神面の甘さを危惧しての助言や進言をする場面も多く、それゆえの憎まれ役を買って出ることもしばしばである。
見た目からは堅物で感情がなさそうに見える彼ですが(失礼)サイボーグ戦士たちの中では恋愛担当と言ってもいいくらい、女性と心を通わせるエピソードが多いです。
そもそもサイボーグに改造されたのも、恋人であるヒルダを旧東ドイツから連れ出すためにベルリンの壁を越えようとしたところを失敗したためです。
ヒルダは死に、004自身も重傷を負っているところをブラックゴースト団に拉致されました。
その後もいい感じになった女性とも悲しい結末を迎える悲劇のヒーロー004でした。
サイボーグ戦士達の中で一番改造箇所が多く生身の部分がほとんど残っていない彼が一番人間らしい心を持っているという皮肉です。
以下ナンバー順です。
001 イワン・ウイスキー
能力:エスパー
理知的で人類愛に溢れる性格だが、常に冷静沈着で正確な判断を下し、ゼロゼロナンバーの参謀役を担う。時に世界のために非情とも言える冷徹さを見せるが、原作では狸寝入りを決め込んだりするなど人間臭い一面も見せている。自らを改造した行方不明の父に対しては複雑な感情を抱いている。
005 ジェロニモ・ジュニア
能力:頑丈な皮膚と100万馬力の怪力
無口で心穏やかな平和主義者だが、口にする言葉は大抵は重く、哲学的である。大地の精霊らと語らうため、大自然の中で精神の統一を試みることを好む。自然に逆らうことなく共生するという、部族の伝統的な価値観や世界観を何より大事にしており、サバイバル術にも長けている。言葉に出すことは滅多にないが、仲間に対する心遣いは篤く深い、頼れる存在である。しかしその一方で、朴訥ながら芯の強い性格を利用されてしまう話も稀に見られる。
006 張々湖
能力:口からの高熱火炎放射
のんびりした食いしん坊で、着地に失敗しすっ転げたり、尻餅をつく場面が多くズッコケキャラの印象が強い。煙管をふかす場面もしばしば見られる。その大らかさから「張大人(ちゃん・たいじん)」と呼ばれることもあり、どんな時にもマイペースぶりと独特な口調は変わらない。原作や昭和版アニメでは関西弁的な言葉遣いで語尾に「〜アルヨ」「ヨロシ」などをつける当時の中国人描写にありがちな口調(アルヨことば)だったが、平成版アニメでは同じく関西弁を思わせるものの妙な訛りのある独特な口調に変更されている。
007 グレート・ブリテン
能力:変身
ゼロゼロナンバーのムードメーカーで、006=張々湖と共に場を和ませるギャグメーカー。緊迫した状況下で連発される彼の変身能力を交えたボケは仲間に受け流されることも少なくない。最も感情を豊かに表すが、本来の性格はペシミストで、シェイクスピア劇のような台詞回しを好んで使い、厭世的な句を吟じ事件に対し痛切な批判をする一方で、好んで道化を演じている節もある。普段、賑やかにおどけていることが多いだけに、時折見せるシリアスな一面はより一層強い印象を残す。作中、自分の腹がたるんでいるのを気にするシーンがいくつか見られる。
008 ピュンマ
能力:深海活動に適応した体
ゼロナンバーで唯一、改造前から実戦経験を持つ“戦闘のプロ”となり劇中では、ゼロゼロナンバーの戦闘艦・ドルフィン号のメインパイロットおよび戦術要員として活躍する場面も多い(ゲリラには畑違いな潜水艦戦にまで通じていた)。
大卒の学歴を持つため教養も高く、大陸の貧困や偏見・迷信を解消しようと努め、アフリカの自然を守ろうと考えている真面目な青年。
009 島村ジョー
能力:加速装置
荒れた過去を持つものの、平時においては穏やかで優しく、戦闘時においては真摯かつ勇敢になる理想的なリーダーである。しかし、優しさゆえに戦いの場においても相手の生命や事情に思いが及び、それが弱点になることも多い。こうした精神面の脆さを他のメンバーに指摘されることも多い。仲間を巻き込みたくない思いから単独で行動することも少なくないが、その度メンバーから「自分たちは9人で1人」と諭されている。原作や平成アニメでの短編『凍った時間』では、永劫に感じられる孤独に苦しむ彼の心情が描写されている。自分自身が改造されたことよりも仲間たちが改造された事実に対して怒りを覚え、苦しみを理解し行動する姿勢が皆からリーダーとして信頼され、サイボーグチームの団結力を高めている。
本作の主人公です。
番外編:ギルモア博士
サイボーグ戦士たちを改造した元ブラックゴースト団の科学者。
現在はサイボーグ戦士達と共にブラックゴースト団を脱走し共に行動するようになる。
009の好きなエピソード
009(島村ジョー)が他のサイボーグ戦士たちと合流する話
平成版アニメの一番最初の話です。
研究室のベッドで目覚めた009の頭の中に001(イワン)がそこから逃げるようテレパシーで語り掛けてきます。
009をまた眠らせようと襲い掛かってくるロボット達を、001の声のとおりにやっつけていきます。
次々とロボットをなぎ倒していくも尋常じゃないジャンプ力、銃を撃たれても死なない体と001と名乗る声に戸惑う009。
なんとか研究所を脱出すると、戦車や戦闘機、サメと戦うことに。
実は001が009の力を見るためにわざと敵がいるルートを教えていました。
後で会ったら一発お見舞いしてやる!
お見舞いする気にはならないと思うよ(見た目赤ちゃんだから)
向かってくる戦闘機にぶつかる寸前、001の言う通り奥歯をかむと「加速装置」が作動しました。
加速装置とは自分が加速しているため周りの動きが遅く見えるあれです。
戦闘機に飛び乗り運転席を見るとパイロットはおらずオート運転。
そのまま戦闘機同士がぶつかり爆発、009も地上へ落下…すると思いきや002(ジェット)が助けに来ます。
ちなみに002の能力は先ほども紹介しましたが加速装置(009には劣る)と飛行です。
空を飛んでいる!と驚いている009にうるせえなあ、騒ぐと落ちるぜと言う002。
この次の002のセリフを覚えておいてほしいのですが
落ちたいならそう言え、どこに落ちたい?
そのあと002に連れられ、最後のサイボーグ戦士009が皆のもとへ合流します。
ここの全員集合感がかっこいい!
このあと戦闘が始まって、各キャラクターの能力が紹介されます。
008(ピュンマ)の体が全身うろこに改造されてしまう話
「地下帝国ヨミ編」というシリーズで、008が超音波怪獣の攻撃を受けて胸から下を破壊されてしまいます。
そこに通りかかった009はなんとか超音波怪獣を倒し、008を抱えて博士のもとに連れて(抱えて)いきます。
脳に損傷はなく助かったものの、体が吹き飛んでしまったので博士は良かれと思って008の体をとても人間には見えない戦闘用のうろこを持った体にしてしまいました。
ひとり外でひどく落ち込んでいる008を窓から見ながら博士は003に
あの体のどこが悪いのじゃ?強くたくましい優れた能力を持った体なのに
と投げかけます。
それに対し
008は人間らしくありたいと思っているんです。博士が彼を戦う武器として冷酷に割り切って改造したことを悲しんでいるんです
と言い捨てて部屋から出ていきました。
無理やり拉致され体を改造され、納得のいかないまま戦う彼らの葛藤が見えるようでした。人間でありたいと思うけれど、彼らに生身の部分はほとんどありません。
もうすでに人間ではないけれど見た目までサイボーグになって傷ついている008でした。
そんな008を見た全身武器庫である004は服を脱いで見せ
俺の体なんてまるでロボットだぜ。最初は悩んだけどほかの人間よりも優れた体を持っていると考え直したよ
と声をかけました。
それを受けて008も考えが変わり博士とも和解しました。
サイボーグの体でありながらも人間でいたいという葛藤が描かれたエピソードでした。
地下帝国ヨミ編ラスト、成層圏に落ちていく002と009
上にも出てきた「地下帝国ヨミ編」のラストです。
地下帝国ヨミで追い求めていた悪組織「ブラックゴースト」の最高幹部「スカール」と
と戦闘を始める009。
戦いの最中にスカールは「魔神像」という巨大ロボットに乗り込み地上へ逃げてしまいます。
「これでお前たちとはお別れだ。そこには水爆がいくつかしかけられている!」
このままではサイボーグ戦士皆が水爆に巻き込まれてしまう。
そこで001は自分の力を使って皆を地上にテレポートさせました。009以外。
009がいないことに気づいた003は001に詰め寄ります。
009はブラックゴーストを破壊するため魔神像の中に送り込んだ。
えっ…破壊するって009も一緒に!?だめよそんなの!
魔神像はいま成層圏だ。僕の力もそこまでは届かない。
それに平和のためには犠牲が必要なんだ。
泣き崩れる003を横目に002が空へ向かって飛び出します。向かうのはもちろん009のいる宇宙へ。
宇宙に漂う魔神像の中で、ブラックゴーストの団の本体(いろんな管に繋がれた脳)を破壊している009。
002が魔神像を発見した瞬間、魔神像は009の攻撃に耐えきれず爆発しました。
爆風の中からなんとか009を見つけて受け止める002。
このまま地球へ二人で帰還…と思いきや002に内蔵されたロケットのエネルギーの残りが少なくなってしまい帰還が難しい状況に。
君一人なら助かるかもしれない!と言うジョーをなだめていよいよ成層圏へ。
002が009に問いかけます。
…ジョー、君はどこに落ちたい?
有名なセリフですね。先ほど覚えていてもらった「どこに落ちたい?」がここへかかっています。
そして成層圏に突入する二人。地上では003の悲痛な叫びがこだましています。
地上の別の場所では二人の姉弟が窓から見える流れ星(009と002の光)に「戦争がなくなりますように」と願いを捧げます。
これがサイボーグ009のラスト…でしたが原作は「二人を殺さないで!」というファンからの要望に答えて二人が生きていたことにして連載を続けたそうです。
アニメ版サイボーグ009のOP・EDともに神すぎる
OP「What's the justice?」
序盤のカウントで、数字が9に近づくにつれて盛り上がってくるとこがめちゃくちゃかっこいい。
KEIKOさんの声がとてもいいんですがOPではあまり歌詞という歌詞はありません。
カラオケで歌うとOPでカットされていた部分はほとんど英語なので歌えません。
ED~genesis of next~
こちらはOPよりも歌詞多めです。
EDの映像のシルエットの感じもめちゃくちゃかっこいいです。
フルだと、最初のハロージェネシスって被せてくるところがかっこいい。
サビのリズム感もすごく好きです。かっこいい。
かっこいいしか言ってない…。
OPではイントロの部分で「1,2,3…」とカウントが上がっていくのに対してEDでは「9,8,7…」とカウントが下がっていくのがめちゃくちゃ熱いです(EDのカウントはアニメ版ではカットされていますが…)
まとめ
とりあえず書きたいことかけたので満足です!
何十年も前の作品にも関わらず何度もリメイクされているというのがすごいですね。
世代を超えて愛されている作品ですね。
書きたいこと書いたら今までのどの記事よりも文字数が多くなってしまいました…。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
P.S.HuluでRE:サイボーグが配信されていたので見てみたら003が素子ダイブ決めててびっくりしました。
終わりです。
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