ひな人形の上から5段目の存在について
こんにちはさくです。
先日出かけたら、お店や個人宅など至る所でひな人形を道路沿い(の窓や玄関)に飾りい、観光客に見てもらう…というようなお祭りが行われていました。
どのひな人形も綺麗な着物に美しい装飾品で見ていてとても楽しかったのですが、一つ違和感がありました。
上の段から見ていくと(この写真はフリー素材です)
※お雛様というのはこの人形すべての総称であり、この二人の呼び方は「雄雛」「女雛」らしいです
友人とこんな人いたか?とひな祭りの歌を歌ってみました。
歌詞より抜粋しますが、実際に出てきたのは
五人ばやしの笛太鼓
お内裏様とおひな様
よく似た官女の白い顔
赤いお顔の右大臣
これだけです。
このおじさんたち3人は…?と気になって調べました。
ひな人形の5段目=「仕丁(しちょう)」
仕丁(しちょう)とは、雛人形十五人揃いの中の3人一組の男性のお人形。
外出する時の従者の役を務めるお人形です。衛士(えじ)ともいいます。それぞれに、日傘をかざしてお供する係、殿のはきものをお預かりする係、雨をよける丸い笠(かさ)を竿(さお)の先にのせてお供する係を分担しています。
向かって右から立傘(たてがさ)、沓台(くつだい)、台笠(だいがさ)の順に飾ります。
用語詳細【仕丁(しちょう)】|五月人形・雛人形・盆提灯の人形師 原 孝洲より
7段飾りの5段目に登場するお雛様です。
実家のお雛様は3段飾りだったのもあってこの人たちの存在を初めて知りました…!
歌に出てこないお雛様もいるんですね。そういえば左大臣も出てこない。
まとめ
仕丁のことを調べるついでにお雛様に関することを見ていたらいろいろ知らないことがあっておもしろかったです。
ここ数年お雛様を出していなかったのですが、それぞれの飾り物の意味を知ると飾りたくなりますね。
ただ押し入れの奥で長い間眠っているので保存状態もよくないし開けるのが怖かったりもする………
終わりです。
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